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くれたけこばなし(3)『魚の目の灸治療(その2)』

2013年08月16日


《くれたけこばなし(2)『魚の目の灸治療(その1)』》

お寿司屋のマスターの魚の目はしつこかった。私はモグサとお線香をマスターに渡し、自分ですえてもらうことにした。

魚の目にお灸をすると、数日をかけて角質化した皮膚がカップケーキのように盛り上がってくる。そしてカップケーキ状の皮膚がとれた時に、底に新鮮な皮膚が準備されている。その新鮮な皮膚が魚の目の周辺の皮膚の高さまで盛り上がってくれば、魚の目が治った証拠である。魚の目をお灸で治すと再発することが極めて少ない。

「最近、魚の目はどうですか?」「もうほとんど意識しなくなりました。」お寿司屋のマスターの魚の目は結局治るのに1年半くらいかかった。

マスターは私には言わなかったが、マスターの魚の目は夜中に痛むことがあったそうだ。痛くて目が覚めて、手を押さえて悶え苦しんでいる姿を奥さんが目にしていた。お灸を知ってからは痛んだらすぐにモグサを取り出してすえる。すると、痛みが消えて熟睡できたそうだ。夜中に目覚めるほどの痛みなんて、さぞかし辛かったに違いない。

お灸治療というのは熱いので敬遠されることが多い。でも、魚の目のお灸は初めは全然熱さを感じないし、熱くなったらやめる。しかも、同じ場所がまた魚の目になりにくいから、魚の目にお灸治療はもってこいだと思う。

 (文章:鍼灸科・鍼灸マッサージ科 専任教員 相田典子)

 

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