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【連載】附属施術所(はりきゅう)研修生の日々第3回

2016年06月25日


〜第3回目:鍼灸臨床デビュー前の課題〜

本連載は今回で3回目を迎えます。今回は、鍼灸臨床デビューが近づいてきた1年目研修生・根岸功さんより、デビュー前の課題に取り組んでいる感想を伺います。

*整形外科症状(運動器系症状)は国民の有訴率が高く、また当施術所でも受療者の多い症状です。更に、受療者の中に含まれるred flag sign(危険性の高い徴候)を見逃さず鑑別する事も、鍼灸師にとって重要な役割と言えます。

そのため、当施術所では整形外科症状に対する鑑別能力を、研修初期の課題(また、通年の研修課題)としています。鍼灸臨床デビューにあたり、学生の間に培った徒手検査や病態把握に関して、理解し実際の臨床で使えるかどうかを確認しています。また、体を診る上で基本となる体表解剖、そして、安全・愛護的・衛生的な刺鍼・施灸についても課題とし確認しています。

 

【1年目研修生・根岸さん「鍼灸臨床デビュー前の課題に臨んで」】

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私は鍼灸接骨院にて勤務し、卒後1年を経て研修に参加しています。デビュー前の課題に取り組み感じていることは、基本の重要さです。徒手検査法や衛生的な施術に関して、学生時代に実習の授業にて再三再四、教えられ練習していました。しかし、臨床に出てみて気がついたことは、意外にも曖昧に覚えていたことがあり問われてみるとあやふやな点があると言うことです。やはり、病態を考えることは重要で、また、医療者として感染予防も非常に重要と思っています。その点について、施術所の先生方より課題を与えられ行ってみると、理解していることとしていないこと、出来ることと出来ていなかったことが明確になり、基本に立ち返れている気がします。

現在、臨床現場に従事しながら研修に参加し、それをそのまま現場に応用できています。私にとって卒後臨床研修は、初心に立ち返ることの出来る場であり、体に基本を覚え込ませる重要な場であると感じています。

これからも研修生と共に、患者さんへ貢献して参ります。

報告:附属施術所(はりきゅう)藤田 洋輔


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