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平成28年度第1回公開講座開催報告

2016年11月12日


11月6日に呉竹会主催平成28年度第一回公開講座が開かれました。

今回は「医療現場における感染症対策〜HIV看護をとして〜」と「一次性頭痛に対する鍼治療効果」という2演題をテーマに授業では触れる事が難しい医療現場の実際を紹介していただきました。

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13時30分からの池田和子先生のご講義では国内随一の感染症研究や医療を施されている国立開発研究法人国立国際医療研究センター病院のコーディネーターナースの見地から感染症患者を取り巻く偏見や差別を始め、治療法、予防としての感染症対策についてお話しいただきました。世界三大感染症の1つであるAIDS患者とHIV感染者との違い、現在は治療が行える疾病である事、感染率は0.3%ととても低く、かつ感染経路は明確である為正しい予防が効果的であるという事を教えてくださいました。私達が普段から学校で学生と共に実践しているスタンダードプリコーションの考えは非常に有効であるとの再確認ができ、素晴らしい講義でした。

 

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続いての講義は埼玉医科大学東洋医学科専任教員でおられる菊池友和先生による「一次性頭痛に対する鍼治療効果」のお話しでした。
授業として学生に伝える内容を更に臨床の現場に則した内容に深めていただき、頭痛の分類、発生要因、私達が頭痛の患者に施術を行う為に気をつけなければなら無い一次性頭痛と二次性頭痛との鑑別を明確に示してくださいました。実技供覧には参加した学生たちも、高度な内容の講義のなかでエビデンスのある鍼灸実技を大変注目していました。
また、大学病院という医療の最前線の医師達から求められている鍼灸師のスキルを示して下さり、チーム医療の一環として鍼灸が担える可能性を強く感じました。
私も学生達と深く学んで行きたいと思います。
学生達の可能性を広げてくださった、池田先生、菊地先生と企画・進行を引き受けて下さった呉竹会理事山岸先生に感謝いたします。

 

鍼灸科教員 武井良之


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