柔道整復科 Ⅱ部

18時に始まる授業構成により、
仕事と両立しながら効率的に学べます。

この学科の特長

1 効率的に学べる1日3時間の授業

18時に始まる90分×2限の授業構成により、仕事と両立しながら効率的に学べます。
※土曜日の基礎科目は履修免除制度があります。

2 理論と実技をしっかりと学べる!

柔道整復学の根幹である理論と実技を3年間、徹底的に学び、医療人に必要とされる基礎医学・臨床医学の高度な能力を養成します。

3 国家試験をこまやかにサポート!

国家試験を強く意識したカリキュラムに加え、徹底した国家試験対策サポートを展開することで、国家資格の取得をこまやかに支援します。

4 企業との連携で専門技能が身につく!

文部科学省「職業実践専門課程」に認定された、企業・団体等と連携した職業教育を実施。高度な専門技能を実践的に修得します。

 

目指せる資格

本校で取得を目指す資格は、いずれも開業権のある医療系国家資格です。

柔道整復師(国家資格)

柔道整復は、柔術をルーツとする日本古来の伝統医術に、現代医学の医療技術を融合した治療法。骨折や脱臼、ねんざ、打撲などのケガを、体表面から整復・固定術などを駆使して治療します。そのため、柔道整復師は骨・筋肉・関節・腱・靭帯など運動器のスペシャリストとして認知されており、スポーツ分野でも重要視されています。

柔道整復師になるには

柔道整復師になるには、国家試験に合格し、「国家資格」を取得する必要があります。国家試験の受験資格は、柔道整復師養成施設として認められている専門学校・短大・大学で学び、卒業することで得られます。

国家試験合格実績

 

将来の活躍の場

 

授業の流れ

基礎から専門領域まで、年次ごとに体系的な学びを実現します。

1年次(36単位 885時間)
一般教養と基礎力を固め、医療人としての自覚を育む。

一般教養、基礎医学、柔道整復の基本技能をバランスよく学び、基礎力を固めるとともに、医療人としての自覚を持たせます。

基礎分野
総合基礎Ⅰ(生物・生命科学/コミュニケーション演習/文章表現・読解法/コミュニケーション心理学)

専門基礎分野
人体構造学Ⅰ、人体機能学Ⅰ、健康の意義、柔道Ⅰ

専門分野
運動器学、骨損傷学基礎、関節損傷学基礎、基本的治療法、総合柔道整復演習、臨地実習Ⅰ

特別講座
Ⅰ部の時間に行われますが、Ⅱ部の学生も受講することが可能です。
スキルアップ講座Ⅰ【トレーニング講座(スポーツトレーナー講座)/コミュニケーション講座(サービス介助論、手話講座)】 他

2年次(40単位 988時間)
臨床医学に基づき、具体的な疾病や治療法を学習。

臨床医学に基づき幅広い疾患や外傷に応じた治療法を学び、応用力を高めます。また、高度な実技実習により、実践力を磨きます。

基礎分野
総合基礎Ⅱ(医用英語Ⅰ・Ⅱ/化学)

専門基礎分野
人体構造学Ⅱ、人体機能学Ⅱ、疾病の成り立ち、運動器診断治療学と人体機能回復論、内科診断治療学、外科診断治療学

専門分野
上肢の損傷学Ⅰ、下肢の損傷学Ⅰ、体幹の損傷学、総合柔道整復演習、臨床実習Ⅰ、臨地実習Ⅱ

特別講座
Ⅰ部の時間に行われますが、Ⅱ部の学生も受講することが可能です。
スキルアップ講座Ⅱ【アスレチックリハビリテーション講座/柔整手技療法講座/柔道教室】

3年次(34単位 885時間)
臨床実習で臨床力を養い、実技審査と国家試験に対応。

臨床実習を通じて実践的な技能と患者さまへの対応力を磨くとともに、認定実技審査と国家試験に向けた強化学習を行います。

専門基礎分野
人体構造機能学、柔道整復の適応、関係法規、柔道Ⅱ、社会保障制度

専門分野
柔道整復と基礎医学(解剖・生理)、上肢の損傷学Ⅱ、下肢の損傷学Ⅱ、柔道整復と臨床医学(病理学/整形外科学とリハビリテーション医学/内科学/外科学)、臨床的治療法、総合柔道整復演習、臨床実習Ⅱ

特別講座
Ⅰ部の時間に行われますが、Ⅱ部の学生も受講することが可能です。
スキルアップ講座Ⅲ【超音波医用画像講座/アスレティックトレーナー講座】

   :業界と直結し、企業等と連携した実践授業(2024年度)
臨床実習、臨地実習の一部は、1・2年次は夏季・秋季の時間外、3年次は夏季の時間外にも実施。
※ 総合基礎の科目が免除される基礎科目履修免除制度あり。

1週間の時間割例

講義と実技が連動した学習効率の高いカリキュラムを展開します。

授業例

夜間部も受講可能な特別講座

特別講座はⅠ部の時間に行われますが、Ⅱ部の学生も受講することができます。

実技【基本的治療法】

もっとも重要な施術である固定法を、包帯・副木・ギプス・熱可塑性材料(プライトン)などを使用して身につけます。

柔道Ⅰ

柔道整復師の技術のより所である手技の理解、人格形成、心身の鍛錬を目的に、柔道の基本的動作を体得します。

 

在校生インタビュー

柔道整復科Ⅱ部
上原 将輝さん

医療とスポーツ指導で地域貢献できる柔道整復師を目指します。

大学でコーチング技術を学びながら、夜間に柔道整復を学んでいます。目標は整形外科で下積みをした後、父の接骨院で地域の医療とスポーツ指導に貢献することです。そのため授業や臨床実習でより多くの知識と技術を身につけ、スポーツ系の特別講座やプロフェッショナルトレーナー講座も受講したいと思います。